大体が突然

春に会える君を追い求めながら、光の渦へと

色々あった2022年9月まとめ

お久しぶりです。いや、ほんと久しぶりすぎる。前回がほぼ3年前で、時の流れの速さにマジでびっくりしています。

今回の記事を書くにあたり、過去の記事(2本しかないんだけど)を読み直してみました。最初の記事は、言葉の選び方とか構成とか、我ながら良く書けていて綺麗な文章だな、と。それ以上に、当時は多分考えている余裕はなくて、ひたすらにショックで、なのにスコットランドは寒くて一人ぼっちで、どうしたら気持ちを表せるのか、切実な思いをピアノに託したんだな、と。3年前の記事は、担降りしたことを旧友に説明しないといけないんじゃないかと怖くて、SixTONESを応援する自分を認めてほしくて、自信を持ちたかったんだな、と。(あと、余程卒論に追われていたんだな、と。笑)自意識過剰なのは今も全く変わっていないんだけど、でもそういう必死な過去の自分を見て、ふっと頬を緩めている自分がいました。

もちろん、現在まで、3年前では想像できなかったようなことがありました。就職し、激務の部署で人間関係もこじれて、今年の春までには心身ともに限界で、でも異動して何とか回復したこと。一方で、様々な人との出会いにより、たくさんの思い出が生まれたこと。ジャニーズだと、去年初めて新潟遠征(SixTONES: on EST)して、ライブが最高な以上にごはんがものすごく美味しかったこと。(また行きたい。)

そんな余裕が出てきた今年ですが、2022年9月、本当に色々なことがあり、多分この1か月は忘れられないだろう、忘れたくないと直感的に思ったので、ここに書き記すことにしました。多少重いことも、相変わらずジャニ関連も、まとめて書きたいと思います。

では、順番にいきましょう。

 

まず、祖父が亡くなったこと。

2022年9月1日、私は在宅勤務で、前日旧友と飲んで最後に雪見だいふくを半分こしたこととか、最近気になっているジャニーズの子が誕生日だな~とか、そういう楽しいトピックスを思い返していました。

朝、突然電話が鳴りました。何度か電話があり、家には自分一人で、何とか親族と連絡を取り、自分自身も昼休みを終えたら一度病院に向かうことになりました。昼休み、混乱しながら何気なく録画していた「ザ少年倶楽部」(2021年11月5日)の「ツキノミチ」を再生すると、途端に涙があふれて、あ、そうか、ショックだったんだ、と自覚しました。それが、祖父の死に関連して涙を流した最初で最後の出来事でした。

祖父は、ここ数年、大病と入院を繰り返していて、今年にはもう長くないかもしれない、と言われていたこともあり、涙が出た以降は、哀しみはあまりなく、むしろ楽になれて良かったのかな、と思えるようになりました。

祖父母の家から保育園と小学校に通っていたこともあり、幼少期の日常的な思い出がそれなりに多く、糊で貼り付けた自作の地図を作っていたり、夏休みにひたすらボールペンで絵を描く自分に大量の裏紙をくれたり、錆びた自転車で妹と何十キロも先に連れていって百貨店で蕎麦を食べさせてくれたり、これらは多分、自分の根っこの部分にある経験だろうと、今になって思い返しています。

そもそも、法事に参加するのがほとんど初めてで、ものすごい出費だなとか、色んな儀式があるんだなとか、そういった経験一式も思い出になるのだろうと思いながら、祖父母の家のある一帯を、駅から伸びる陸橋から眺めていました。

 

次に、富山と愛知に旅行に行ったこと。

9月は、法事もありましたが、夏休みもあり体感半月ぐらい休んでいました。夏休みをこの時期に取ったのは偶然でしたが、法事も幸い被らず、タイミングとしては良かったのだろうと思います。

富山は初めて訪れましたが、まず立山連峰の壮大な景色、朝日に照らされて光るような草木の山肌と、それを鏡のように映す池、山の向こうまで続いていく道と水分を含んだ空気が、何となくスコットランドに似ている気がして、それでいて新鮮な気持ちで眺めていました。朝1時間ぐらい散歩したの、本当に楽しかった。

それから、富山市街に降りて、高岡と富山の街を巡りました。どちらかというとロケ地巡りの感が強かったのですが(後述)、それを差し引いても、面白いものばかりでした。高岡の寂しいシャッター街を抜けてある神社と茂った森、瑞龍寺からまっすぐに伸びる、「潤いのある景観」のために造られた舗装された道(卒論に関係していてツボだった)、お寿司を食べた帰りに見かけた噴水のライトアップが綺麗すぎる県庁前公園、雨晴の駅に向かう氷見線が断崖ギリギリを走り、車窓から見えた暗い日本海と灰色の曇り空、ガラス美術館と富山県立美術館の木が骨組みとなった開放感のある空間、環水公園の統一された赤レンガと天文橋から眺めた運河と街並み、どれを取っても忘れられない景色です。市街はまだ暑かったけど、よく歩いて、ああ自分は歩くのが本当に好きなんだな、と実感しました。

名古屋では高校を卒業する際に伊勢神宮の帰りに立ち寄って、お腹が全く空いていない中皆で必死に矢場とんソースかつ丼を食べた記憶しかなかったのですが、せっかく大学の知り合いが愛知にいるということで、何年ぶりかに会いに行きつつ、車で回ってもらいました。川の崖の上を車道が走っていたり、犬山城は登るのが意外と簡単だったり、名古屋の一般道の上は大抵高速道路が塞いでいたり、車で回ったからこそ、色々な発見がありました。車内では私のスマホの音楽を流してもらいながら本当にずっとしゃべっていて、なぜかbayfmのtraffic updatesに合わせてロバート秋山友近が歌う動画を聴いて爆笑したり、熱田神宮の帰りにパーキングの場所がわからず神宮を半周したり、そういう時間の流れが懐かしく、最後に車と展望タワーから眺めた名古屋の夜景にシンプルに綺麗だと思ったり、昼に見かけた高速の一列の光を探したり、本当に楽しい1日でした。(そして、愛知は日帰りで全然行けちゃうということを知った。)

 

で、何のロケ地巡りをしたのかというと、、、

ドラマ「高良くんと天城くん」にすっかりハマってしまっている私は、ドラマよりも前に偶然決まっていた富山旅行に、多少無理を言ってロケ地巡りをくっつけてもらったのでした。

最初は「おりぴー(織山尚大)可愛いかなあ~」ぐらいの軽い気持ちで観始めたのが、一気に引き込まれて、毎回息が止まるぐらい感情移入して、放送が待ち切れなさすぎてTverの配信日(2:00)の夜中から明け方に起きてはハイライトと次回予告をTwitterで探してしまうという、まるで中高生みたいなハマり方に自分で笑ってしまっています。(寝ろ)

富山旅行に行ってからは、あの水蒸気を多く含んだ暑い空気と場所が重なって、さらにリアルな感覚でドラマに没入しているような気がして、もしかして私はまだ富山にいるんじゃないかと錯覚しています。いや、まだ富山にいるのかも。

この令和に、色々公式SNSがあるのは本当に供給多くてありがたいし、特にTikTokに投稿された織山の「ダンスホール」は、織山の武器であるバチバチのフリーダンスで観ていて気持ちが良くて(なのにオチが可愛すぎて最高)、そもそも「ダンスホール」自体がめちゃくちゃ良い曲だし、あんな風に自由に踊れたら絶対楽しいだろうなと思って、繰り返し観て元気をもらっていました。(実際、名古屋に向かう新幹線の中でずっと聴いていた。)

映像も美しいのですが、主演の二人が本当に良くて、あと香取と田中もナイスすぎて、何より高良と天城の関係性とストーリーが良すぎて毎回心臓が止まっているのですが、それを話すとめちゃくちゃ長くなりそうなので、また別の機会に書けたら良いなと思います。あと、twilightはめちゃくちゃ良い曲。(聞くだけで動悸するようになった。笑)

 

そんなこんなで、「高良くんと天城くん」以来、佐藤新ってどんな子だったっけ?と気になり始め、あそうかIMPACTorsか~少クラとか観てみよう、ということがきっかけとなり、

「IMPACTorsに沼落ちした」

というのが、色々あった9月の最大の出来事です。

あれ?少クラのパフォーマンスも結構良いじゃん…サマパラレポMCめちゃくちゃ面白くて楽しそうじゃん(みっちー来た回とCHUDOKUの再現がツボ)……え、皆一気にドラマやら舞台やら決まってない!?!?(TANPACT全然売ってないけど笑)待って!!!全員キャラ違くてかわいい!!!!!もっと知りたい!!!!!!!

と、これは推さざるを得ず、あれよあれよという間にISLAND STOREでグッズを、Amazonで雑誌を購入していました。ちなみに、富山旅行に間に合ったので、アクスタはしっかり持って行きました。めちゃくちゃ楽しかった!!笑 いや、こんなに熱心にTV誌やドル誌買うのいつぶりだよ……

一応、元々カッコいいな(多分好みの顔)と思っていたので、影山担なのですが、どうしてもあらちを目で追って胸がきゅっとしてしまう自分がいます。かげは本当に全力で豪快で大きな笑顔作るの、大好きだ!と思うし、新はどうしてもその顔と行く先から目が離せない、で、ポンコツエピソードを聞くたびに自分と重ねて応援せざるを得ない。二人ともとっても熱くてキュートで、結局自分と似ている人が好きなんだろうな、と思っている毎日です。

もちろん、他のメンバーも皆チャーミングで好き!曲とパフォーマンスの雰囲気、グループの空気感、メンバー全員の個性、どれを取っても自分にしっくり来ていて(多分、オタクの雰囲気も)、このピースがハマる感覚は、関ジャニ∞以来なんじゃないかという気がします。

日が短く寒くなる秋冬は好きじゃなかったけど、舞台「波濤を越えて」も、ドラマ「最初はパー」もあるし、ほかの現場もレポが楽しみだし、これからも応援していく季節が本当に待ち遠しいです。

もちろん、SixTONESを始めとして、ジャニヲタ的にはこれからも色々楽しみなのですが。(個人的には「Good Luck!」の発売がめちゃくちゃ楽しみ。曲が好きだし、基くんもジェシーと踊ってくれたりする!?と皮算用するのが楽しい。)あと、こーち、「夏の夜の夢」めちゃくちゃ良かったよ!!!

 

多分以前まで、心のどこかで常に重い仕事とか暗い過去に脅かされていたけど、色々あった2022年9月、本来の自分がようやく見えてきた気がします。今を全力で楽しみたい。それから絶対に元気でいること。

IMPACTorsが活動を加速させる様子も、同世代として勇気付けられるし、絶対応援したいし、私も1つの目標ができたので、絶対叶えたい。

"A place to be myself"

その言葉を胸に、次の季節に進もうと思います。